穴掘り器・・・固い地面に,杭(くい)を打ち込んだり,鉄パイプなどを深く頑丈に設置したいときに便利!
梅雨が明け,夏の干ばつにでもなると圃場の地面が固くなります。杭や支柱などを人力で突き刺すにしても,
ハンマーで打ち込むにしても,なかなか突き刺さらないだけでなく,ハンマーの力に負けて杭の頭が砕けたり,
歯が立たずに無駄をしてしまいます。スコップで地面を掘るにしても,穴が大きくなりすぎて埋設しても
グラグラとし,時間と労力もかかります。
そうした時に,固い地面に穴を開けるために,穴掘り器があると非常に助かります。
今回は,穴掘り器をいくつか紹介したいと思います。
穴掘り器
畑の畝に,虫除けネットの枠を設置するのに,夏場は地面が固くなって,枠を突き刺すのに苦労します。
そのようなときに,穴掘り器があると重宝します。
このほかにも,キウイ棚や,ブドウ棚などの支柱を設置するときなど,穴掘り器を使うことで,
長い竹やパイプを地面に簡単にしかも頑丈に設置できます。
ただ,大きな礫などが混じっていたり,植物の太い根が多い土地では思うように掘れない場合がありますので,
その場合は,場所をずらしてみるか,先のとがったスコップを使うほかに方法はないと思います。
穴掘り器の刃の径はφ1.6cm~9㎝と色々ありますので用途に応じて選ぶことができます。
エンジン式の穴掘り器もあります。
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上で紹介した穴掘り器よりも,深く,大きめの径の穴を掘りたいときは,
次のような穴を掘るための道具があります。
ポストホールディガー
色々なサイズがありますので,1例だけ説明しますが,
刃の幅が,12.4㎝で,それ以上の径の穴を掘り上げることができます。
長さは1.44mですので,ぎりぎり1.2m深さくらいの穴が掘れます。
多少粘性のある土でないと,つかみ上げることができないため,
粘土分の少ない砂・礫層の土地や,硬質の岩盤の分布の浅い土地には,不向きです。
ゴボウや山芋の収穫にも使えますので,用途に合わせて入手することができます。
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2019/8/15
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