落ち葉や剪定枝を集めて腐葉土・堆肥づくり

みかん山のまわりには,広葉樹林があって,

今年も枯れ葉が大量に降り積もっています。

その上,自宅の庭木を剪定して出た大量の枝や葉,

燃えるゴミとして出すと大変なので,すべてみかん山へ。

 

腐葉土化した夏の剪定枝

 

 

庭の剪定枝と山の落ち葉の活用

 

この落ち葉や剪定枝を畑に施す肥料として活用しないのももったいないですね。

腐葉土はホームセンターで買えば非常に高く,

殺虫剤散布など化学物質が含まれることも危惧されています。

森の落ち葉を積んで放置しておけば腐葉土になり,

それに菜種油粕や米ぬか,石灰などを混ぜて発酵させれば,落ち葉堆肥ができます。

米ぬかは,玄米を精米したときに出る胚芽主体のものですが,

漬物用の糠床や,ふりかけなど生食用の無農薬の米ぬか(スポンサードリンク)も販売されています。

堆肥づくりやぼかしづくりに欠かせない格安の米ぬか(スポンサードリンク)があります。

 

剪定枝からつくった堆肥は,枝が分解しにくいので,

果樹などの苗木の植付け用として,菜園用とは別々につくっています。

落ち葉を集めるのも運ぶのもすごく大変ですが,

大量の腐葉土と堆肥ができるので助かります。

 

 

イノシシの悪行?

 

落ち葉を積んで,油かすや発酵鶏ふんなどを混ぜておいておくと,

その中に,たまにミミズや甲虫類の幼虫などがみつかります。

それを目当てに,イノシシがほぼ定期的にやってきて,

積んである落ち葉をグチャグチャにかき混ぜています。

体長1m以上もある親イノシシや,ウリ坊も連れられてやってきます。

イノシシは,強靭な力で地面を深く掘り返し,みかん畑を荒らします。

タケノコや幼虫などが目的ですね。

何もないところでも闇雲に掘り返してしまいます。

地面をむき出しにして,生えている雑草も鼻先を使って,

きれいにまとめたようによせてあります。

 

落ち葉を定期的にグチャグチャにかき混ぜられていると,

土も一緒に混ざっていって,あとは積み直すだけです。

切り返しもせずに堆肥を作ることができてしまいます。

 

 

落ち葉堆肥の効果

 

落ち葉堆肥は,苗の植付けの際に土に混ぜ込むと,

耕したそのままの土よりも,土の粒子どうしのすき間が増えてふかふかの土になります。

やや高価な牛糞の代わりにもなるのでいいですね。

水はけや水もちが良く,作物の根の生育もよくなります。

 

牛糞や鶏糞などの市販の堆肥は,牛や鶏の飼料に遺伝子組換作物や農薬や除草剤などが

含有される可能性があるのでもう使わないほうが良いのかもしれません。

除草剤,化学肥料にまで発癌性があり,環境まで汚染してしまうことが

早くから言われているようです。

例えば,こちらをご覧ください。

びっくりされると思います。

畑に雑草を鋤き込むのも良いですが,これからは落ち葉堆肥が本当に重要になってくるでしょう。

石灰や竹酢,木酢も使えば採掘・伐採により,現在人類最大の問題になっている

自然環境破壊(エコサイド)につながりますので頭を悩ますところです。

市販品をできるだけ使わないことですね。

 

 

 

 

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「落ち葉や剪定枝を集めて腐葉土・堆肥づくり」への1件のフィードバック

  1. うちも離れてるので24時間見張っていられないし、柵やりきれません。耕してくれていると思い、大目にみるしかありません。