カミキリムシや蛾の幼虫などに使用できる殺虫剤・・・2種類の比較

カミキリムシやガの幼虫などに使えるスプレー

 

カミキリムシの幼虫,いわゆるテッポウムシを主な対象とする殺虫剤は,

ロビンフッド エアゾール園芸用キンチョールE いう殺虫剤があります。

もちろん樹木穿孔性のガの幼虫や,葉につく毛虫やアブラムシといった他の害虫にも効果があります。

ロビンフッドのほうは,通販でしか見かけたことがありません。

ホームセンターなどでは,園芸用キンチョールEがよく置いてあり価格でもより安価です。

ですが,それぞれの適した樹種や使用時期,効果など商品により特徴がありますので,

どちらを選ぶかは,使用目的によると思います。

以下,これら2種類の殺虫剤の特徴や注意すべき点などについて解説していきたいと思います。

 

 

 

 

ロビンフッド エアゾール

 

ロビンフッドは,エアゾールタイプの噴射式殺虫剤で,

カンキツ類では,カミキリムシ類に,

リンゴナシでは,ボクトウガ類のヒメボクトウ,カミキリムシ類に対して使用できます。

そのほか,ブドウビワサクランボなどの一般的な果樹につく害虫のほか,

庭木などにつく毛虫やアブラムシといった害虫に使用できるので,

生産者の方だけでなく,家庭用としても汎用性があって使い勝手が良いと思います。

果実を食用に供する場合は,収穫前日まで年2回まで使用可能となっています。

それ以外は6回以内となっています。

カミキリムシ類の複雑に入り組んだ加害穴の中に障害物がない限り,隅々まで薬液が到達するようです。

 

< 注意事項 >

樹皮や葉に,噴射した場合,気化熱により冷害が生じる恐れがありますので,

噴射時間が30秒を超えないよう,また30㎝程度離し,あまり近くから噴射しないよう注意が必要です。

ノズルをつけて,加害された穴に噴射する場合は問題ないようです。

その際,ノズルがつまりやすいため噴射しながら,奥へ差し込んでいきます

詳しくは,商品のラベルを参考にされて下さい。

 

余談になりますが,

気化熱について,聞き慣れない方は水を思い浮かべればわかると思いますが,

液体が気化する時にある程度の熱がないと気化(蒸発)できないですので,

噴射した際に,液体が周囲の熱を奪って気化するといった原理ですね。

エタノールのほか,とくにアセトンなどの有機溶媒は気化しやすいですので,

急速に気化するぶん奪われる熱も大きいため,冷却のしかたもすごいです。

飛ぶ虫などが対象の氷殺ジェットも同じ理屈です。

 

 

ロビンフッド エアゾール 480mL 

(カミキリムシ用殺虫剤)

楽天市場で最安値を探す
Amazonでは現在,取り扱いなし

 

 

 

園芸用キンチョールE

 

住友化学園芸の園芸用キンチョールEは,エアゾールタイプの噴射式殺虫剤で,

カンキツ類カエデでは,ゴマダラカミキリに対して適用があります。

リンゴでは,ヒメボクトウに使えますが,収穫後から摘果の時期までの間に限られます。

ナシには使用できないようです。

そのほか,果樹ではイチジクビワにつくクワカミキリ庭木などではケムシ類など,

花卉では,キクバラにつくアブラムシやハダニ類などに対して使用可能となっています。

ただし,果実を食用に供する場合などは,収穫前日数や使用回数が制限されており,

樹種によって,それぞれ違う日数,回数が決められていますので,

詳しくは,商品のラベルをご参照ください。

園芸用キンチョールEは,カミキリムシやヒメボクトウが加害した食入部の穴に対して,

長いノズルに付け替えて,泡があふれ出すまで噴射する必要があります。

 

以下,個人的意見ですが,

ゴマダラカミキリの脱出孔はサイズが大きく,間違えて噴射すると噴射液が無駄になります。

加害部は,表面上わからないことが多く,出てきてからでは手遅れで木が枯れる場合がありますので,

早めの対処が必要です。ゴマダラカミキリの被害と対策は ⇒ こちらのページ

園芸用キンチョールEは,カミキリムシ全般には対応していないようですので,

薬剤の霧の性質状,穴が上向きの場合は奥まで届かずに液だれする場合があるかもしれません。

 

注意事項は,ロビンフッドの場合とほぼ同じで,冷害とノズルの目詰まりに気をつける必要があります。

 

 

園芸用キンチョールE 420mL 

(木の中のカミキリムシ幼虫退治に)

楽天市場で最安値を探す
Amazonで最安値を探す

 

 

 

2種類のエアゾールを比べてみて

 

価格の面では,園芸用キンチョールEが安価で使いやすいですが,

樹種への適用の広さや,薬液を加害穴の隅々まで行きわたらせたいという場合は,

ロビンフッドのほうが優れているといえるでしょう。

 

 

最後に

 

近年,農薬・除草剤などの身のまわりの化学物質による地球の環境汚染や自然環境破壊の影響で

地球上の生き物が急速に絶滅に追いやられているのはご存知と思います。

因果応報とは昔からよくいわれますが,数十年内に想定を超える天変地異(大震災,豪雨災害,

温暖化による海面上昇,気候の両極端化など)が起きるといわれています。

原因をつくったのはヒト中心の社会であって,他の動植物がその巻添えにあってしまっています。

世界では終末が近づいたといわれていて,これからはセレクション大洗濯の時代です。

これらは,それぞれ時代の全く異なる別々の分野からの情報ですがかなり符合する点がみられます。

SNSなどを見られて,かなり前からこの危機に気付いて行動に移していらっしゃる方もいます。

このようなことをすぐには受け止められないのは自ら経験していますのでよくわかりますが,

色々と検索されてみてください。

信じない方は仕方がありませんが,今すぐにでも自然環境の汚染(農薬や除草剤,合成洗剤などの

身の回りの有害化学物質の使用)を止め,宅地やメガソーラー発電など土地開発による山林などの自然破壊を

くい止めなければいけません。

全世界で20~30年内とはいっても,すべては日本から,国内ではずっと早いとまでいわれていて,

危機が刻々と迫ってきています。

来たる危機を少しでも遅らせることができるよう,自然環境,動・植物を大切にしていきたいものですね。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

//s3.tracemyip.org/tracker/lgUrl.php?stlVar2=1204&rgtype=4684NR-IPIB&pidnVar2=46624&prtVar2=5&scvVar2=12