鳥害にあう西条柿とみかん・・・その対策について

西条柿の木が,山にかなり昔から植えてあります。

樹齢55年以上,樹高が10mくらいあって,上の方に枝が張り,収穫もできません。

冬場は,柿の実やみかんを目当てにカラスやヒヨドリ,メジロなどの鳥たちがたくさんやってきます。

今回,温州みかんのカラスによる被害と,その対策についてつづってみました。

 

写真_木
西条柿の大木(10/31)

 

 

 

 

 

冬場の鳥害

 

ヒヨドリが,ヒッ,ヒッと鳴きながら柿の枝の間を飛び移り,赤く熟した柿を喜んで食べています。

 

写真_野鳥
木の上のほうになっている柿の実をヒヨドリがつついて食べているところ(10/31)

 

9月末頃には早熟して,下に落ちた実にクワガタが顔をつっこんでいました。

柿の木を半分くらいの高さに切って,新しい枝を張らせようと考えたことがありましたが,

動物たちにとって必要な木な上,どうしようもないのであきらめています。

みかん山のまわりはヒヨドリが常駐していて,冬場に温州みかんの実も何個か穴をあけられます。

メジロもその穴をねらって時々きます。

 

みかん山付近の送電線に集結したカラス

 

 

カラスによる集団攻撃を受ける柑橘類

 

それくらいなら気にはならないのですが,

カラスは体が大きい分,食べる数も多く,12月の中頃になると,繁殖のために方々から,

おびただしい数のカラスが集結し,カンキツ類の木が集団攻撃を受けます。

状況はひどく,みかんの実の食べかすや大量の果汁が木の幹や枝にしたたり落ち,

カラスの白い糞もたくさんあります。

時には,みかんをくわえて遠くの方で皮を食いちらかしています。

以前,カラスが伊予柑の木に群れで飛来し,収穫直前,あっという間に平らげられることがありました。

 

現在は,木のまわりの4隅に竹を立てて,防鳥・鳥恐怖という防鳥テグスを張り巡らせています。

大変ですが,木の上にも十字に張っておきます。

竹や鉄パイプといった支柱を立てるのにも,穴を掘る必要がありますが,

スコップで掘ると大変な上,ぐらつきが大きくなる場合もありますので,穴掘り器というものがあります。

穴掘り器に関する詳細 ⇒ こちらのページ

 

目に見えない糸に,鳥の翼が触れるのは,鳥にとっては相当な恐怖だということは想像がつくと思います。

カラスは,一度恐怖を味わうと,頭がいいので寄ってきません。

 

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このほかにも,カラスが,究極的に怖がるものがあります。

これを木のそばにつり下げておくとより効果が期待できます。

 

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死の恐怖は,あらゆる動物に共通に備わっているもので,

何度見ても怖がって寄ってこないようです。

2017/11/4

 

 

 

 

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