Windows 8で液晶画面が暗くなり設定を変更しても明るくならない場合の対処法
2018年の9月9日昼過ぎ,Windows 8.1でノートパソコンを起動すると,
午前中まで普通に明るかった液晶画面が暗くなり字が読みにくいほどの状態。
デスクトップの下のタスクバーにあるプラグ/電池のマークをクリックして,
電源オプションの設定を変更しても明るくならないといったことが起こりました。
明るさを調節するF12キーを使ってもまったく操作できない状態でした。
いろいろと調べて,液晶のバックライトが切れたことが原因かもしれないということで,
テレビモニターをHDMIケーブルを使ってノートパソコンと接続し,
確認しようと考えていたのですが,ひょっとしたことで解決しましたので,
同じトラブルに直面した方のために書き留めておきたいと思います。
ノートパソコンの液晶画面が暗くなったのは,何が原因だったのか
原因はバックライトが切れたのではなく,
更新プログラムなどが原因で,プログラムにバグが生じていたのではないかと思います。
というのも,
なぜか,キー操作による明るさの調節ができないことと,
パスワード入力画面やデスクトップが表示されるまでの初期画面は,
なぜか画面の白色の文字が明るいということに,気が付いたことです。
よく考えればそういうことですね。
現在は,キー操作で明るさの調節もできています。
どうしたら液晶画面の明るさが元に戻ったか
方法は,ごく簡単でパソコンの電源を入れてから,
最初に,次のような画面が現れます。
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上の画面が表示されない方は,
「BIOS(バイオス)セットアップ」の方法で検索すると,
それぞれのメーカーや機種で,BIOSセットアップの起動や設定の方法が異なっているようですので,
わからない場合は,調べられてみて下さい。
例えば,
メーカーによっては,キーボードの1番奥の列にある [ F2 ] キーを押しながら,電源を入れ,「BIOSセットアップ」の画面が現れるまで, [ F2 ] キーを押し続ける場合,
電源を入れてから,メーカーのロゴが現れて [ F2 ] キーを押すなどの操作をする場合など色々とあるようです。
ですが,「BIOSセットアップ」の基本的な操作はどのパソコンでもあまり変わらないようです。
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以下,使っているノートパソコンの場合です。
Novo Button Menu の画面が現れたら,
キーボードの下矢印キー [ ▽ ] を使って,下のように BIOS Setup を選択し,Enterキー [ ↲ ] を押します。
そうすると,下の写真のような,「 InsydeH20 Setup Utility」 の画面が現れますので,
画面上のメニューバーの一番右端の Exit のところまで,
キーボードの右矢印キー [ ▷ ] を押してもっていきます。
Enterキー [ ↲ ] を押すと,次の写真のように,[Yes] か [No] の選択画面が現れます。
[Yes] を選択して,Enterキー [ ↲ ] を押します。
これで,通常通りパソコンを起動すると,デスクトップの明るさが元に戻っていました。
BIOSの設定値を初期化するには,InsydeH20 Setup Utility の Exit の画面で,
Load Defaultを選択してEnterキー [ ↲ ] を押し,[Yes] を選択して,Enterキー [ ↲ ] を押すことで,
初期化が完了するのですが,
今回の場合は,Exit Saving Changes(変更を保存して閉じる)を実行しただけで,
不具合が解消されたということになります。
BIOSセットアップを使うと,BIOSの設定値を初期化することで,
ハードウェアの構成を工場の出荷時の状態に戻すことができるようです。
初期化することで,パソコンに保存されたデータが消えることはありません。
BIOSの設定は色々とあって奥が深いです。
パソコンに不具合が生じた場合は,BIOSセットアップを使って設定を初期化するということを覚えておくと,
役立つことがあるかもしれません。
2018/09/10
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